2.1.5 文字コード
環境変数LANGを指定すると,テストデバッガまたはカバレージの入出力は,指定された文字コードに対応します。環境変数LANGには,次の文字コード名が指定できます。
OS |
文字コード名 |
出力メッセージの文字コード |
---|---|---|
AIX |
Ja_JP |
シフトJIS |
ja_JP |
EUC |
|
Linux |
ja_JP.UTF-8 |
UTF-8 |
ja_JP.utf8 |
注意事項
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環境変数LANGによる文字コード名の指定は,コンパイル時とテストデバッガまたはカバレージの実行時で同じである必要があります。異なった環境変数LANGを指定し,コンパイルして出力したプログラム情報ファイルは,テストデバッガではプログラム開始時またはTDコマンド入力時にエラーになり,カバレージではプログラムの実行開始時にエラーになります。
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環境変数LANGに,日本語EUCの文字コードを指定した場合,起動コマンドおよびTDコマンドの入力で,EUCの3バイトの外字は使用できません。
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Linuxの場合,環境変数CBLSRCENCODINGにSJISを指定する必要があります。