COBOL2002 使用の手引 操作編


9.1.3 AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002各機能の固有仕様

各機能の固有仕様について説明します。

〈この項の構成〉

(1) サービスルーチンの引数におけるハンドル項目

次に示すサービスルーチンについて,引数におけるハンドル項目のサイズは8バイト2進となります。

(2) インタフェース領域中のアドレス格納領域

インタフェース領域中のアドレス格納領域が8バイトになるサービスルーチンを,次に示します。

なお,AIX(64) COBOL2002およびLinux(x64) COBOL2002では,アドレス格納領域が自然な境界の8バイトになるように,アドレス格納領域の直前に明示的な境界の調整領域を追加しました。領域については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」の「インタフェース領域の形式」を参照してください。

(3) 併合処理のメモリサイズについて

併合処理のメモリサイズについては,アドレス格納領域として使うサイズがAIX(64) COBOL2002およびLinux(x64) COBOL2002では8バイトになります。併合処理で使用するメモリサイズの計算式については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」の「併合処理のメモリサイズ」を参照してください。