COBOL2002 使用の手引 操作編


8.1.1 機能の概要

TDコマンド生成機能とは,COBOLソースファイルを解析して,テストデバッガで使用するTDコマンドをファイルに生成する機能です。

生成されるTDコマンドには,中断点情報,プログラムのシミュレーション情報,およびファイルのシミュレーション情報の3種類があります。

これらのTDコマンド群は,-TestCmdコンパイラオプションを指定してコンパイルしたときに生成されます。生成されたTDコマンド群に,必要に応じてTDコマンドの修正や追加をすることで,TDコマンド格納ファイルを作成できます。

また,TDコマンド生成機能の対象となるプログラムは,コンパイルしたときすべてのプログラムで,Sレベル,Uレベルのコンパイルエラーのなかった原始プログラムファイルだけです。