COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.36 SET LOG/RESET LOG(ログ出力ファイルの設定/解除)

〈この項の構成〉

(1) SET LOG(ログ出力ファイルの設定)

ラインモードで端末に表示されるテストデバッグの実行結果をファイルへ出力します。

形式

[図データ]

  • OUTFILE(ファイル名)

    実行結果を出力するファイル名を指定します。ファイル名に空白,括弧,アポストロフィ(')または引用符(")を使用する場合の指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。

注意事項
  • SET LOGでファイルがオープンされ,RESET LOGでファイルがクローズされます。ファイルがオープンされている間は,ほかのアプリケーションからの書き込みはできません。RESET LOG以外でも,初期化,テストデバッガの終了したときにファイルがクローズされます。

  • 指定されたファイルがすでにある場合は,上書きとなります。

  • SET LOGによって出力先が指定されていた場合は,先に指定されたファイルをクローズしてから指定されたファイルをオープンします。

  • オープンされているファイルを,ファイル名に指定することはできません。したがって,SET PRINTコマンドで指定されたファイルも,指定できません。

  • 大文字・小文字を区別するため,#OPTIONコマンドの指定がファイル名に効かないようにさせたいときは,文字列を指定します。指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」の「5.1.4 英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を区別しての文字列の指定方法」を参照してください。

  • ファイル名に正規表現を指定しても適用されません。

(2) RESET LOG(ログ出力の解除)

テストデバッガの実行結果を端末へ出力するように戻します。

形式

[図データ]