COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.35 SET PRINT/RESET PRINT(テスト結果蓄積先の設定と解除)

〈この項の構成〉

(1) SET PRINT(テスト結果蓄積先の設定)

PRINTオペランドが指定されたTDコマンドによる実行結果の出力先を指定します。SET PRINTの指定がない場合,バッチモードでは結果出力ファイルへ,実行結果を出力します。

形式

[図データ]

  • OUTFILE(ファイル名)

    実行結果を出力するファイル名を指定します。ファイル名に空白,括弧,アポストロフィ(')または引用符(")を使用する場合の指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。

注意事項
  • SET PRINTでファイルがオープンされ,RESET PRINTでファイルがクローズされます。ファイルがオープンされている間は,ほかのアプリケーションからの書き込みを行うと,ファイルのオープンでエラーとなります。

  • 指定されたファイルがすでにある場合は,上書きとなります。

  • SET PRINTコマンドによって出力先が指定されていた場合は,先に指定されたファイルをクローズしてから指定されたファイルをオープンします。

  • すでにオープンされているファイルをファイル名に指定できません。したがって,SET LOGコマンドで指定されたファイルも指定できません。

  • 大文字・小文字を区別するため,#OPTIONコマンドの指定がファイル名に効かないようにさせたいときは,文字列を指定します。指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」の「5.1.4 英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を区別しての文字列の指定方法」を参照してください。

  • ファイル名に正規表現を指定しても適用されません。

(2) RESET PRINT(テスト結果蓄積先の解除)

実行結果の出力先を戻します。

形式

[図データ]