COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.33 #INCLUDE(TDコマンド格納ファイルの取り込み)

指定したファイルからTDコマンドを入力します。

形式

[図データ]

  • INFILE(ファイル名)

    TDコマンドを格納しているファイル名を指定します。ファイル名に空白,括弧,アポストロフィ(')または引用符(")を使用する場合の指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。

  • MESSAGE | NOMESSAGE

    入力したTDコマンドを表示するかどうかを指定します。

注意事項
  • #INCLUDEコマンドで指定したファイルの中に,再度同じファイル名を指定した#INCLUDEコマンドは記述できません。

  • 大文字・小文字を区別するため,#OPTIONコマンドの指定がファイル名に効かないようにさせたいときは,文字列を指定します。指定方法については,「5.1 TDコマンドの指定方法」の「5.1.4 英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を区別しての文字列の指定方法」を参照してください。

  • ファイル名に,絶対パスの付かないファイル名を指定したときの,ファイルの検索方法は,「3.2.2 環境変数の指定」を参照してください。

  • バッチモードのcbltd2kコマンドで-SyntaxOnlyオプションの指定の有無に関係なく,指定されたTDコマンド格納ファイルの取り込みをします。バッチモードのcbltd2kコマンドで-SyntaxOnlyオプションが指定されていた場合は,取り込んだTDコマンド格納ファイル内のTDコマンドの構文解析が行われます。

  • ファイル名に正規表現を指定しても適用されません。