COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.32 SET QUALIFICATION/RESET QUALIFICATION(翻訳単位・ソース要素の指定と解除)

〈この項の構成〉

(1) SET QUALIFICATION(翻訳単位・ソース要素の指定)

テストデバッグの対象とする翻訳単位またはソース要素を変更します。SET QUALIFICATIONコマンドで翻訳単位指定をすると,その後の文番号に翻訳単位を指定したことになります。SET QUALIFICATIONコマンドでソース要素指定をすると,その後のソース要素指定ができるオペランドに指定したことになります。

形式

[図データ]

  • QUALIFICATION(翻訳単位指定)

    仮定する翻訳単位を指定します。

  • QUALIFICATION(ソース要素指定)

    仮定するソース要素を指定します。

注意事項
  • SET QUALIFICATIONコマンドは,プログラムの開始時および再開時に解除されます。また,プログラムの実行中止(STOPコマンド)でも解除されます。

  • 翻訳単位指定は,文番号だけに有効です。その他にはソース要素指定をしなくてはなりません。

    SET QUALIFICATIONコマンド以降,文番号以外も対象とする場合は,ソース要素指定を指定します。

(2) RESET QUALIFICATION(翻訳単位・ソース要素の指定の解除)

翻訳単位指定またはソース要素指定を解除します。

形式

[図データ]