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COBOL2002 使用の手引 手引編


36.9.1 COBOLが登録するシグナル

シグナルとは,ハードウェア,およびソフトウェアで発生する割り込みのことです。COBOLでは,-DebugInf,-DebugInf,Trace,-DebugCompati,-DebugData,-TDInf,-CVInf,-DebugRangeオプションのどれかを指定してコンパイルしたプログラムを実行する場合,次に示すシグナルを登録します。

なお,マルチスレッド対応COBOLプログラムでは,さらに次の二つが追加されます。これらは,システムのシグナルではなく,異常終了時要約情報リストに表示されるシグナル種別です。

COBOL以外のプログラムで上記シグナルを登録した場合,異常終了時の結果を保証できない場合があります。詳細は,「19.1 C言語との連携」を参照してください。

上記シグナルが発生した原因として,代表的なものを次に示します。

また,-DebugInf,-DebugInf,Trace,-DebugCompati,-DebugData,-TDInf,-CVInf,-DebugRangeオプションのどれかを指定してコンパイルされたCOBOLプログラムに,一度以上制御が渡り,上記のシグナル発生によって異常終了した場合,COBOLの戻り値は1になります。

割り込み発生条件が,COBOLによって変更されることはありません。