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COBOL2002 使用の手引 手引編


24.2.2 実行方法

手続き部に記述したFIND文,FETCH文などのデータベース操作文は,"CALL 'CBLXDMSD' USING 引数 ……"と内部的に展開されます。展開されたCALL文で呼び出されるプログラムでシミュレーションをする場合は,'CBLXDMSD'という名称の関数を作成し,コンパイル,リンクして実行可能ファイルを生成しておきます。この結果,手続き部のデータベース操作文は,'CBLXDMSD'で作成した関数を呼び出せます。

なお,'CBLXDMSD'という名称の関数を,コンパイル,リンクして実行可能ファイルを生成しないときは,コンパイラが提供する,構造型データベース(XDM/SD)操作シミュレーション機能の実行時ライブラリ用ダミールーチンCBLXDMSDが実行されます。