36.7 データ例外検出機能
-DebugDataオプションを指定してコンパイルしたプログラムを実行したとき,格納値とデータ項目の属性とがチェックされます。チェックされるのは,次の外部または内部10進項目です。格納値がデータ項目の属性と矛盾している場合,データ例外エラーとなります。
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転記の送り出し側作用対象(受け取り側作用対象が2進項目の場合だけ)
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算術式の作用対象
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比較の作用対象
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添字
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部分参照の最左端位置と長さ
データ例外が検出されると,エラーメッセージが出力され,プログラムが異常終了します。
-DebugData,ValueHexオプションを指定してコンパイルしたプログラムを実行した場合,データ例外が検出されると,出力されるエラーメッセージにデータ項目の属性と矛盾している格納値が16進数で表示されます。