COBOL2002 使用の手引 手引編


付録A.2 シフトJISの場合

環境変数LANGにシフトJISに対応した設定値が設定された環境(シフトJIS環境)では,コンパイル時および実行時の動作環境がシフトJISとなります。シフトJIS環境では,シフトJISコードで記述されたCOBOLソースをコンパイルおよび実行できます。シフトJISに対応した環境変数LANGの設定値を次に示します。

表A‒2 動作環境がシフトJISとなる環境変数LANGの設定値

OS

環境変数LANGの設定値

AIX

Ja_JP

Linux

設定できません。

シフトJIS環境で作成したCOBOLプログラム(オブジェクト,アーカイブライブラリ,共用ライブラリ,または実行可能ファイル)は,シフトJIS環境で実行する必要があります。また,ほかの環境で作成したCOBOLプログラムと混在して使用することはできません。シフトJIS環境以外で実行した場合,およびほかの環境で作成したCOBOLプログラムと混在して使用した場合は,動作は保証しません。