COBOL2002 使用の手引 手引編


36.3.2 データ領域ダンプリストの出力先

データ領域ダンプの出力先は,環境変数CBLDDUMPまたは環境変数CBLDATADUMPFILEが存在する場合に指定されたファイルに出力します。

環境変数の指定方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) プログラム異常終了時

CBLDDUMP=/users/data.dmp
export CBLDDUMP

(2) CBLDATADUMPサービスルーチン使用時

CBLDATADUMPFILE=/users/data.dmp
export CBLDATADUMPFILE

ファイルは,絶対パス名で指定します。

指定したファイルがすでにある場合は,ファイルの最後にリストが追加されます。ファイルがない場合は,ファイルが新規に作成されます。

環境変数の指定がない場合,および環境変数に値を設定していない場合("CBLDDUMP="または"CBLDATADUMPFILE="だけを指定した場合),リストは出力されません。