COBOL2002 使用の手引 手引編


36.2.5 プログラム混在時のリストの内容

次のように種類の異なるプログラムが混在していると,出力される異常終了時要約情報リストの内容が異なります。

プログラムが混在している場合に出力される異常終了時要約情報リストの内容を次に示します。

表36‒2 プログラム混在時の異常終了時要約情報リストの内容

異常終了したプログラム

異常終了前の状態

-DebugInf,Trace指定のプログラムがすでに動作している

デバッグ用オプション指定のプログラムがすでに動作している

デバッグ用オプション指定のプログラムがまだ動作していない

デバッグ用オプションのどれかを指定したプログラム

※1

×

×

-DebugInf,Traceを指定したプログラム

デバッグ用オプション指定のないプログラム,またはCなどの他言語プログラム

×※1

×※2

リストは出力されない。

(凡例)

○:異常終了時要約情報リスト中にトレースバック情報を含む

×:異常終了時要約情報リスト中にトレースバック情報を含まない

注※1

リストは,異常終了したプログラムよりも前に制御が渡っている-DebugInf,Trace指定のプログラムから出力されます。

注※2

リストは,異常終了したプログラムよりも前に制御が渡っている-DebugInf,-DebugCompati,-DebugData,-TDInf,-CVInf,または-DebugRange指定のプログラムから出力されます。