23.2.7 タイムアウト秒数の設定
ODBCインタフェースを使って埋め込みSQL文実行時に,実行時環境変数に指定したタイムアウト秒数でODBCオプションを設定できます。この機能を使用しない場合,タイムアウト秒数は設定しません。
(1) CONNECT文でのタイムアウト秒数の設定
- 形式
CBLSQLLOGINTIMEOUT=タイムアウト秒数
タイムアウト秒数には,0〜2,147,483,647の符号なし整数を指定します。ただし,タイムアウトの最大値は,使用するODBCドライバによって規定されます。
なお,タイムアウト秒数に0を指定した場合,タイムアウトは発生しないので,永久に待ち状態となります。
- 規則
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設定値が形式に従ってない場合,この環境変数の指定は無効となります。
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ODBCインタフェースを使って埋め込みSQL文(CONNECT)実行時に,環境変数に設定されたタイムアウト秒数を,SQLSetConnectOption関数でSQL_LOGIN_TIMEOUTオプションに設定します。
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(2) 埋め込みSQL文(操作系)でのタイムアウト秒数の設定
- 形式
CBLSQLQUERYTIMEOUT=タイムアウト秒数
タイムアウト秒数には,0〜2,147,483,647の符号なし整数を指定します。ただし,タイムアウトの最大値は,使用するODBCドライバによって規定されます。
なお,タイムアウト秒数に0を指定した場合は,タイムアウトは発生しないので,永久に待ち状態となります。
- 規則
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設定値が形式に従ってない場合,この環境変数の指定は無効となります。
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ODBCインタフェースを使って埋め込みSQL文(操作系)実行時に,環境変数で設定されたタイムアウト秒数を,SQLSetStmtOption関数でSQL_QUERY_TIMEOUTオプションに設定します。
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