COBOL2002 使用の手引 手引編


21.2 例外

例外は,手続き文の実行中にエラーが発生した場合,または例外を伝播した場合に検出されます。検出された例外に対して共通例外処理を実行するには,例外に対応する例外名を,TURN指令でONに指定しておきます。また,RAISE文を実行した場合は,無条件に指定した例外が引き起こされます。

共通例外処理は,引き起こされた例外に基づいて処理を実行します。例外は,例外名,または例外オブジェクトとして表されます。

〈この節の構成〉