付録A.5 実行時の注意事項
実行時の注意事項を次に示します。
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Windows(x86) COBOL2002 02-00以降またはWindows(x64) COBOL2002で作成したアプリケーションは,デフォルトで内部マニフェストを埋め込んでいます。
外部マニフェストファイル※よりも内部マニフェストの情報が優先されるため,内部マニフェストを埋め込んだアプリケーションに対して,外部マニフェストファイルの設定内容は有効となりません。
- 注※
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実行可能ファイル名の後ろに「.manifest」を付加したファイルで,権限属性などを定義できます。
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Windows(x86) COBOL2002 02-00以降またはWindows(x64) COBOL2002で作成したアプリケーションを,「プロパティ」ダイアログボックスで実行権限を設定したあと,別のフォルダに移動した場合は,再度実行可能ファイルの「プロパティ」ダイアログボックスで,管理者権限を設定する必要があります。詳細は,各OSのヘルプなどを参照してください。
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アプリケーションでファイル入出力機能などを使用する場合,Windowsリソース保護(WRP)によって,Windowsリソース(OSファイル,フォルダなど)が保護されるので,ファイルの出力先の指定に注意が必要です。Windowsリソース保護(WRP)については,各OSのヘルプなどを参照してください。
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リンカのインストール先フォルダについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。