COBOL2002 操作ガイド


10.8.3 中断点一覧の表示

設定されている中断点の一覧を表示します。また,この一覧から既存の中断点を有効化,無効化,または解除できます。ここでは,中断点一覧の表示方法と中断点の解除,無効化の方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 一覧の表示

  1. [中断]メニューから[中断点の一覧]を選ぶ。

    中断点一覧ダイアログボックスが表示されます。ここでは,画面上で中断点を設定したものだけでなく,TDコマンドで設定した情報も反映されます。

    [図データ]

(2) 中断点の解除

  1. ダイアログボックスの一覧の中から解除したい中断点を選ぶ。

    選択した中断点が選択状態になります。複数の中断点を選ぶこともできます。

  2. [解除]ボタンを選ぶ。

    選択した中断点が中断点一覧から消去されます。中断点を複数選んだ場合,一度に複数の中断点を解除できます。[Delete]キーを押しても,選択した中断点が一覧から消去され,中断点を解除できます。

    全中断点を解除する場合は,[全解除]ボタンを選びます。

  3. [OK] ボタンを選ぶ。

    設定した内容が有効になります。

    表示中のソーステキストウィンドウの強調表示が解除されます。また,入口や出口中断点が解除された場合は,テストデバッグ一覧ウィンドウの状態欄の表示が非表示になります。

(3) 中断点の無効化

中断点を設定したまま,一時的に中断しないように無効化できます。

  1. ダイアログボックスの一覧の中から無効にしたい中断点を選ぶ。

    選択した中断点が選択状態になります。複数の中断点を選ぶこともできます。

  2. [無効]ボタンを選ぶ。

    選択した中断点の左端の「*」マークが非表示になります。中断点を複数選んだ場合,一度に複数の中断点を無効にできます。

    無効にした中断点を有効にする場合は,有効にしたい中断点を選び,[有効]ボタンを選ぶと,中断位置の左端に「*」マークが表示されます。

  3. [OK]ボタンを選ぶ。

    設定した内容が有効になります。

    表示中のソーステキストウィンドウの強調表示が矩形表示となります。また,入口や出口中断点が無効になった場合は,テストデバッグ一覧ウィンドウの状態欄の表示が「*」マークから「−」マークになります。