COBOL2002 操作ガイド


7.8.3 印刷

現在作業中のファイル(.flfまたは.rdf)を印刷する方法を説明します。

  1. [ファイル]メニューから[印刷]を選ぶ。

    印刷ダイアログボックスが表示されます。必要事項を指定します。

  2. [OK]ボタンを選ぶ。

    次に,このダイアログボックスで設定する内容について説明します。

ファイル情報の印刷

このチェックボックスをオンにすると,作業中のファイルのファイル情報が印刷されます。デフォルトはオンです。

COBOLソース情報の印刷

このチェックボックスをオンにすると,作業中のファイルのCOBOLソース情報が印刷されます。デフォルトはオンです。

PICTURE句情報の印刷

このチェックボックスをオンにすると,作業中のファイルのPICTURE句情報が印刷されます。デフォルトはオンです。

ファイル仕様定義の印刷規則
  • ファイル仕様定義を印刷するには,半角65文字以上の印字幅が必要です。

  • ファイル仕様定義は,左寄せの行形式で印刷されます。ただし,COPY原文名は,レコード定義ファイル名の項目に続いて36文字目から印刷されます。

  • 印刷される項目の長さが用紙の印刷幅を超える場合,用紙の幅に収まらなかった部分は印刷されません。ただし,次の項目については,行が折り返されて印刷されます。

    見出し情報の概要

     文字列の長さが半角30文字を超える場合,印刷幅に応じて調節されて折り返されます。

    レコード情報のレコード定義ファイル名

     半角30文字で折り返されます。

  • ファイル情報,COBOLソース情報,およびPICTURE句情報は,改ページされて印刷されます。

レコード仕様定義の印刷規則
  • レコード仕様定義を印刷するには,半角137文字以上の印字幅が必要です。

  • レコード仕様定義は,表形式で印刷されます。次に,印刷される表のフォーマットを示します。

    レコード仕様定義の項目

    カラム

    印字幅

    備考

    項番

    2文字

    5文字

    レベル

    8文字

    4文字

    データ名

    13文字

    30文字

    USAGE/PICTURE

    44文字

    4文字

    項目のタイトルは「タイプ」とする

    サイズ

    49文字

    10文字

    反復

    60文字

    10文字

    SYNC

    71文字

    4文字

    その他

    76文字

    32文字

    印字幅で折り返される

    注釈

    109文字

    28文字

    印字幅で折り返される

カラムは,左端から数えた文字数を表します。

  • 印刷される項目の長さが用紙の印刷幅を超える場合,用紙の幅に収まらなかった部分は印刷されません。ただし,その他項目と注釈項目は印字幅で折り返されて印刷されます。

  • ファイル情報,COBOLソース情報,およびPICTURE句情報は,改ページされて印刷されます。

印刷例

ファイル/レコード仕様定義の印刷例を,次に示します。

  • ファイル仕様定義の印刷例

    図7‒5 ファイル仕様定義の印刷例

    [図データ]

  • レコード仕様定義の印刷例

    図7‒6 レコード仕様定義の印刷例

    [図データ]