7.5 データ項目の編集
レコード定義ウィンドウでデータ項目を編集する操作を説明します。
- 〈この節の構成〉
(1) データ項目の選択
(b) 複数選択(範囲選択)
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選択する最初のデータ項目をクリックする。
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[Shift]キーを押したまま,最後のデータ項目をクリックする。または[Shift]+矢印キーで最後のデータ項目を選ぶ。
最初から最後の項番までのすべての項目が選択状態になります。
(2) データ項目の挿入
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挿入したい位置の項目を選ぶ。
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[編集]メニューから[挿入]を選ぶ。または,[Insert]キーを押す。
指定したデータ項目の直前に新しいデータ項目が挿入されます。
挿入されるデータ項目の初期値は,"レベル番号 FILLER PIC X(1)."です。レベル番号は,指定したデータ項目のレベル番号と同じになります。
(3) データ項目の属性の編集
データ項目の属性を編集するには,レコード定義ウィンドウから編集するデータ項目を選び,属性設定ウィンドウで属性を定義します。
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レコード定義ウィンドウから編集するデータ項目を選ぶ。
選んだデータ項目の属性が属性設定ウィンドウに表示されます。
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属性設定ウィンドウでデータ項目の属性を設定する。
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[Tab]キーを押す。
設定した属性情報が指定したデータ項目に反映されます。
(4) 文字列の複写
データ項目の属性を編集するとき,データ名や初期値など,既存のデータ項目の一部を複写して編集できます。ただし,この場合,複写先の該当する文字列は上書きされるので注意してください。
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レコード定義ウィンドウから複写元のデータ項目を選ぶ。
選んだデータ項目の属性が属性設定ウィンドウに表示されます。
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属性設定ウィンドウから複写したい文字列を選ぶ。
データ名,初期値などの欄から,複写したい文字列の一部またはすべてを選びます。
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[編集]メニューの[コピー]を選ぶ。
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複写先のデータ項目を選ぶ。
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[編集]メニューの[貼り付け]を選ぶ。
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[Tab]キーを押す。
複写先のデータ項目中のデータ名,初期値などが指定した文字列で上書きされます。
(5) データ項目の移動
移動の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。
注意事項
- (i) マウス操作の場合
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データ項目の項番をマウスでポイントします。移動先は,マウスのボタンを離した位置のデータ項目の直前になります。
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- (ii) メニュー操作の場合
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データ項目を移動するには,データ項目を選びます。
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文字列を移動するには,データ名称を選びます。
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(6) データ項目の複写
複写の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。
- 注意事項
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複写は,[編集]メニューの[コピー]および[貼り付け]を使用して操作します。
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データ項目を複写するには,データ項目を選びます。
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文字列を複写するには,データ名称を選びます。
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(7) データ項目の削除
削除の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。
(8) データ項目の検索
検索できるのは,文字列を値に持つデータ名称だけです。
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[編集]メニューから[検索]を選ぶ。
次に示すダイアログボックスが表示されます。
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検索したい文字列を入力し,大文字と小文字を区別して検索するかどうかを指定する。
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[下検索]または[上検索]ボタンを選ぶ。
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[下検索]
カーソルがある位置から下方向に検索し,見付かった文字列の先頭にカーソルが移動します。
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[上検索]
カーソルがある位置から上方向に検索し,見付かった文字列の先頭にカーソルが移動します。
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(9) データ項目の置換
置換名称だけです。
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[編集]メニューから[置換]を選ぶ。
次に示すダイアログボックスが表示されます。
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置換前の文字列と置換後の文字列を入力し,大文字と小文字を区別して検索するかどうかを指定する。
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[検索]ボタンを選ぶ。
カーソルがある位置から下方向に検索し,見付かった文字列の先頭にカーソルが移動します。
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[置換]または[全置換]ボタンを選ぶ。
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[置換]
文字列を置換後,カーソルがある位置から下方向に検索し,次に見付かった文字列の先頭にカーソルが移動します。
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[全置換]
置換前の文字列と一致するすべての文字列を置換して,最後に置換した位置にカーソルが移動する。
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(10) データ項目の位置付け
レコード仕様定義ウィンドウの先頭に表示されるデータ項目を変更できます。
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[編集]メニューから[位置付け]を選ぶ。
次に示すダイアログボックスが表示されます。
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[項番]に表示したいデータ項目の項番を入力する。
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[OK]ボタンを選ぶ。
指定した項番のデータ項目がウィンドウの先頭に表示されます。
指定した項番のデータ項目がウィンドウに表示されていない場合は,ウィンドウに表示される位置まで画面がスクロールします。指定した項番のデータ項目がウィンドウの先頭に表示できる場合は,スクロールをして先頭に表示します。ウィンドウの先頭に表示できない場合は,スクロールが可能な位置まで画面をスクロールできます。