COBOL2002 操作ガイド


4.7.1 検索

〈この項の構成〉

(1) 編集中のファイルから検索する

編集中のソースファイルから文字列を検索する操作について説明します。

  1. COBOLエディタウィンドウの[検索]メニューから[文字列の検索]を選ぶ。

    文字列の検索ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  2. 検索する文字列を入力する。

    以前に検索対象に指定した文字列をドロップダウンリストから選ぶこともできます。

  3. 次の項目を指定する。

    単語で検索

    単語すべてが一致するものだけを検索したいとき指定します。

    大文字と小文字を区別

    大文字と小文字を区別して検索したいとき指定します。

    検索文字列にブックマークを設定

    検索した文字列にブックマークを設定したいとき指定します。

    検索する方向

    上下どちらの方向に検索するのかを指定します。

  4. 次を検索]ボタンを選ぶ。

    編集中のファイルが検索され,指定した検索対象と一致する最初の文字列が選択状態になります。一致する文字列がない場合は,メッセージダイアログボックスが表示されます。

検索対象と一致する最初の文字列が検索されたあと,ツールバーの[次を検索]ボタンを選ぶと,次に一致する文字列が検索されます。

(2) 複数のファイルから検索する

複数のソースファイルから文字列を検索する操作について説明します。

  1. COBOLエディタウィンドウの[検索]メニューから[ファイルから検索]を選ぶ。

    ファイルから検索ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  2. 検索する文字列を入力する。

    以前に検索対象に指定した文字列をドロップダウンリストから選ぶこともできます。

  3. ファイルの種類を入力する。

    以前に検索対象に指定したファイルの種類をドロップダウンリストから選ぶこともできます。

    複数の種類のファイルから検索したい場合は,セミコロンで区切ってください。

  4. フォルダを入力する。

    検索を開始するフォルダを指定します。フォルダのパスを直接入力するか,[...]ボタンからフォルダを選びます。また,以前に指定したフォルダをドロップダウンリストから選ぶこともできます。

  5. 次の項目を指定する。

    サブフォルダも検索

    サブフォルダを検索したいとき指定します。

    単語で検索

    単語すべてが一致するものだけを検索したいとき指定します。

    大文字と小文字を区別

    大文字と小文字を区別して検索したいとき指定します。

  6. [検索]ボタンを選ぶ。

    指定したフォルダから指定した種類のファイルが検索され,検索結果がファイルから検索結果ウィンドウに表示されます。

    なお,検索を中断したい場合には,[検索]メニューから[ファイルから検索を中止]を選ぶか,ツールバーの[ファイルから検索を中止]ボタンを押してください。

    指定した検索対象と一致する文字列がある場合は,「ファイル名(行番号):メッセージテキスト」の形式で表示されます。一致する文字列がない場合は,メッセージが表示されます。

    また,ファイルから検索結果ウィンドウ上で開きたいファイル名が記述されている行をダブルクリックすると,タグジャンプできます。タグジャンプの詳細については,「4.7.8 タグジャンプ」を参照してください。

注意事項

複数のファイルの種類を指定して検索を実行する場合,拡張子が短いものから順に指定してください。拡張子が長いものから指定すると,あとに指定したファイルの種類が検索されないことがあります。

(例).c,.cppの2種類のファイルを検索したい場合

<正しい指定例>

  *.c;*.cpp

<誤った指定例>

  *.cpp;*.c

上記の誤った指定例の場合,拡張子.cのファイルが検索されません。