4.5.1 プログラムテンプレート
プログラムテンプレートとは,部や節の見出しなどのCOBOLプログラムの形式(書き方)があらかじめ入力されているプログラムのひな型です。COBOLエディタでは次のようなテンプレートを提供しています。
- COBOLエディタが提供しているプログラムテンプレート
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COBOL2002プログラム用
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COBOL2002入出力機能プログラム用
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COBOL2002整列機能プログラム用
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COBOL2002報告書作成機能プログラム用
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COBOL2002画面機能プログラム用
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COBOL2002データベースアクセス機能プログラム用
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- プログラムテンプレートの格納場所
COBOL2002インストールフォルダ\template
[カスタマイズ]ダイアログボックスで,[予約語]タブの[テンプレートフォルダ]を変更して,この格納場所を変更できます。
また,ユーザが作成したファイルをテンプレートとして登録することもできます。このため,ユーザ独自のテンプレートを作成し,各ユーザに合った環境でプログラムをコーディングできます。
(1) テンプレートを使用してファイルを新規作成する
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作成したいファイルの種類を選ぶ。
必要ならば,ファイルの拡張子も選びます。
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ファイルの種類に対応するプログラムテンプレートの[...]ボタンを選び,表示されるダイアログボックスからテンプレートファイルを選ぶ。
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プログラムテンプレートのチェックボックスをオンにする。
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2.〜4.で設定した内容を次回以降のデフォルトにしたい場合は,[設定値を登録]ボタンを選ぶ。
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[OK]ボタンを選ぶ。
新規にファイルが作成され,テンプレートの内容がソースウィンドウに表示されます。
次に,新規作成ダイアログボックスの内容について説明します。
- ファイルの種類
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新規に作成するファイルの種類を選びます。
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COBOLソース(固定形式)
固定形式正書法のCOBOL原始プログラムを作成します。
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COBOLソース(自由形式)
自由形式正書法のCOBOL原始プログラムを作成します。
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テキスト,その他のファイル
テキストファイルや,上記以外の形式のファイルを作成します。
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- 拡張子
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作成するファイルの拡張子が表示されます。また,COBOLソース(固定形式)およびCOBOLソース(自由形式)の場合,ドロップダウンリストからファイルの拡張子を選択できます。
- プログラムテンプレート
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ファイルの種類ごとに使用したいテンプレートを登録します。テンプレートは,[...]ボタンで表示されるダイアログボックスから選びます。
登録したテンプレートを使用する場合は,プログラムテンプレートの左にあるチェックボックスをオンにしてください。チェックボックスをオフにした場合,プログラムテンプレートが指定してあっても,テンプレートを使用しないでファイルを新規作成します。
- 設定値を登録
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[設定値を登録]ボタンを選ぶと,このダイアログボックスで指定したファイルの種類,拡張子,およびプログラムテンプレートを登録します。設定値を登録すると,ファイルを新規作成するときに,前回登録した内容をデフォルトとして使用できます。
- 注意事項
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設定した値を登録する場合は,まず[設定値を登録]ボタンを選んでから,[OK]ボタンを選んでください。[設定値を登録]ボタンを選ばないと,設定した値は登録されません。