37.10.1 カバレージ情報の表示
カバレージ情報は,テストによって実行された手続き文の割合です。計画したテスト内容に従って,プログラムに記述した手続き文がテスト実行されたかどうかを把握でき,テスト工程の進捗度を判定できます。
実行されたテストプログラムの文はカバレージ情報としてプログラム情報ファイルに記憶されます。プログラム情報ファイルに蓄積されたカバレージ情報は,次の形式で表示できます。
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翻訳単位ごとに実行された文の割合を,文・分岐・呼び出し文ごとに示す。
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ソース原文を表示して実行が済んだ文と実行されていない文を示す。
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原始プログラムの修正によって変更された差分に対するカバレージ情報を示す。
さらに,蓄積したカバレージ情報をクリアする,別の環境で蓄積したカバレージ情報をマージするなどの機能があります。