37.7.4　注意事項

COBOLプログラムがメインでないアプリケーションでは，-DebugInf，-DebugInf,Trace，-DebugCompati，-DebugData，-TDInf，-CVInf，-DebugRangeを指定しても，ハードウェア例外およびソフトウェア例外の発生時にアプリケーションエラーになり，異常終了時要約情報リストは出力されません。
COBOL以外のプログラムで上記の例外が発生した場合，異常終了時の結果が保証されないときがあります。詳細については，「19.1　C言語との連携」を参照してください。
-Main,Systemまたは-Main,V3オプションを指定してコンパイルしたCOBOL主プログラムでスタックオーバフローが発生した場合は，-DebugInf，-DebugInf,Trace，-DebugCompati，-DebugData，-TDInf，-CVInf，または-DebugRangeオプションの有無に関係なく，アプリケーションエラーとなります。
-DebugInf，-DebugInf,Trace，-DebugCompati，-DebugData，-TDInf，-CVInf，-DebugRangeを指定してコンパイルしたCOBOLプログラムに1回以上制御が渡ったあとでなければ，異常終了時要約情報リストは出力されません。