37.2.2 トレースバック表示
-DebugInf,Traceオプションを指定してコンパイルしたプログラムでは,異常終了時要約情報リストにトレースバック情報が出力されます。
トレースバック情報には,異常終了するまでに実行の対象となったプログラムの名称と次の行番号※が出力されます。
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PROCEDURE DIVISIONまたはENTRY文の行番号※
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実行された手続きの名称が書かれた行の行番号※
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IF文などで分岐したあと,最初に実行した文の行番号※
出力される行番号※は1プログラム当たり最大240個です。
- 注※
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行番号は,コンパイルリストに示された番号です。
トレースバック情報は,次の例の点線で示した矢印のように追跡して出力されます。この例では,プログラムSUBPRG1は実行済みであってもトレースバック情報の対象にはなりません。
- (トレースバック情報出力範囲の例)