30.5.1 CBLMESSAGE
CBLMESSAGEサービスルーチンは,引数で指定した文字列をメッセージボックスに表示するものです。
- 形式
CALL 'CBLMESSAGE' USING 引数1 引数2
- 引数
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引数1には,表示する文字列の長さを4バイトの2進項目で指定します。対応する長さは1〜1,024バイトであり,この長さ以外を指定するとエラーになります。
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引数2には,表示する文字列を指定します。システムが表示できないコードが文字列中にあった場合の結果は保証しません。
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- 戻り値
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0:正常終了した場合
-1:エラーが発生した場合
- 規則
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引数1で指定した長さが引数2の実際の長さより長い場合,結果は保証しません。
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引数1で指定した長さが引数2の実際の長さより短い場合,引数1の長さで出力されます。
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- 使用例
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「DISPLAY TESTING」という文字列をメッセージボックスに表示する場合の例を次に示します。
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. SAMPLE1. : DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. 01 M-BOX-LEN PIC 9(9) USAGE COMP VALUE 15. 01 M-BOX-DATA PIC X(15) VALUE 'DISPLAY TESTING'. : PROCEDURE DIVISION. CALL 'CBLMESSAGE' USING M-BOX-LEN M-BOX-DATA. IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN CBLMESSAGEエラー処理 END-IF. :