24.2.1 コンパイル方法
プログラムのコンパイルまでの手順を次に示します。
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データベース情報をCOBOL宣言文に展開する。
メインフレーム上でXDMのユティリティを使用し,データベース情報であるスキーマ情報,サブスキーマ情報をCOBOL宣言文に展開します。このとき,COBOL宣言文(COPY文で展開される原文)は,XDM E2系ユティリティJXBSAIDを使用して作成します。
- (COBOL宣言文の展開例)
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COBOL宣言文をWindowsに転送する。
作成したCOBOL宣言文を,ファイル転送プログラムIFITを使用してWindowsに転送します。このとき,Windowsで受け取るファイル名は"サブスキーマ名スキーマ名.cbl"(上記の例では,HSB1HSC1.cbl)とする必要があります。
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プログラムをコンパイルする。
Windowsに転送されたCOBOL宣言文(COPY展開される原文)は,コンパイル時のSUBSCHEMA SECTION解析中にCOPY文と同様に展開されます。このため,COBOL宣言文の入ったファイルは,登録集原文が展開できるフォルダ下に置く必要があります。