13.9 注意事項
ここでは,COBOL入出力サービスルーチンを使用するときの注意事項について説明します。
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各インタフェース領域中のシステムが使用する領域,および予備領域は,インタフェース領域を使用する最初のCBLOPENサービスルーチンを実行する前に,すべてNULL(X'00')を指定して内容をクリアしてください。また,クリアしたあとは,これらの領域を更新しないでください。領域をクリアしなかった場合,またはクリア後に更新した場合,動作は保証しません。
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管理情報インタフェース領域に出力されるエラー情報は,サービスルーチンがエラーを返した直後だけ,内容を保証します。
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CBLOPENサービスルーチンの呼び出しが成功したあとに処理を中断する場合,必ずCBLCLOSEサービスルーチンを呼び出すようにしてください。CBLCLOSEサービスルーチンを呼び出さないで処理を中断した場合,領域の解放やレコード施錠の解除がされません。