COBOL2002 ユーザーズガイド


39.3.1 プログラムの実行環境の設定

プログラムの実行環境の設定について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 実行時環境変数の設定方法

Windows(x64) COBOL2002での実行時環境変数の設定方法は,Windows(x86) COBOL2002と同じです。詳細については,「36.2.1 実行時環境変数の設定方法」を参照してください。

(2) 実行時環境変数の一覧

ここでは,Windows(x64) COBOL2002では使用できない実行時環境変数について説明します。

なお,Windows(x64) COBOL2002で使用できない実行時環境変数を指定した場合は,指定した実行時環境変数は無視されて,処理が続行されます。

(a) ファイル

ファイルの実行時環境変数のうち,Windows(x64) COBOL2002では使用できない実行時環境変数を次に示します。

表39‒8 Windows(x64) COBOL2002で使用できないファイルの実行時環境変数

実行時環境変数

指定する内容

CBLX_外部装置名

書式印刷するときの印刷サービス名称

CBL_BTRPGSZ

Btrieveによる索引編成ファイルのページサイズ