33.5.4 コンパイラオプションの一覧
コンパイラオプションの一覧を次に示します。
なお，打ち消しのオプション（-noXXX）を開発マネージャで指定する場合は，プロジェクト設定ダイアログボックスの［ユーザ設定］タブを使用してください。［ユーザ設定］タブの詳細は，マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」のオプションの設定方法の説明を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 最終生成物の種類（プロジェクトの種類）
最終生成物※の種類（開発マネージャでは，プロジェクトの種類）を設定するコンパイラオプションを，次に示します。
- 注※
-
最終生成物とは，コンパイラが最終的に生成する実行可能ファイル，DLL，または標準ライブラリのことを示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.5 最終生成物の種類（プロジェクトの種類）の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-Main,｛System｜V3｝ ファイル名 |
○ |
先頭の最外側プログラムを主プログラムとして作成する。開発マネージャでは，次のオプションが該当する。 System指定メインプログラム V3指定メインプログラム |
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2 |
− |
○ |
メインプログラムなし |
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3 |
-Dll,｛Stdcall｜Cdecl｝（Windows(x86) COBOL2002で有効） -Dll（Windows(x64) COBOL2002で有効） -noDll |
○ |
DLLの形式を指定する。 開発マネージャでは，次のオプションが該当する。 最終生成物の種類がダイナミックリンクライブラリ StdCall：Dllの属性をstdcallにする Cdecl：Dllの属性をcdeclにする |
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|
4 |
− |
○ |
標準ライブラリを作成する |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
−：コマンドライン（ccbl2002コマンド）に対応するオプションがない
(2) 製品連携
他製品との連携を設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.6 他製品との連携の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-SQL,｛XDM｜ODBC〔,NoCont〕｝ -noSQL |
○ |
埋め込みSQL文をXDM/RDまたはODBCインタフェース機能で使用できるようにする。 |
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2 |
-SQLDisp -noSQLDisp |
○ |
埋め込みSQL文に用途（USAGE句）が表示用（DISPLAY）のデータ項目を指定できるようにする。 |
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3 |
-RDBTran -noRDBTran |
○ |
COMMIT文／ROLLBACK文をHiRDBによる索引編成ファイルに対して適用する。 |
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4 |
-IsamExtend〔,Zone〕 -noIsamExtend |
○ |
Btrieve（Pervasive.SQL）による索引編成ファイルを使用する。 |
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5 |
-XMAP,LinePrint -noXMAP |
○ |
書式印刷機能を使用して，順編成ファイルをプリンタに出力する。 |
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6 |
-OpenTP1 -noOpenTP1 |
○ |
OpenTP1を使用したデータコミュニケーション機能を使用できるようにする。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
(3) 実行
実行時の動作を設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.7 実行の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-NumAccept -noNumAccept |
○ |
ACCEPT文に数字項目を指定できるようにする。 |
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2 |
-NumCsv -noNumCsv |
○ |
CSV編成ファイルで，セルデータを数値として入出力できるようにする。 |
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3 |
-MultiThread -noMultiThread |
○ |
マルチスレッド対応COBOLプログラムを作成する。 |
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4 |
-MainNotCBL -noMainNotCBL |
○ |
すべて副プログラムとして作成する。 |
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5 |
-DllInit -noDllInit |
○ |
DLLを初期化する。 |
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6 |
− |
○ |
メインファイルを指定する（開発マネージャで，プロジェクトのメインプログラムにするソースファイルを指定する） |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
−：コマンドライン（ccbl2002コマンド）に対応するオプションがない
(4) 最適化
プログラムの最適化を設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2））は「33.5.8 プログラムの最適化の設定」の番号（（1），（2））と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-Optimize,｛0｜1｜2｜3｝ |
○ |
コンパイル時の最適化のレベルを指定する。 |
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|
2 |
-ScreenSpeed -noScreenSpeed |
○ |
画面の表示速度を重視する。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
(5) デバッグ
デバッグを設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.9 デバッグの設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-DebugLine -noDebugLine |
○ |
デバッグ行を有効にする。 |
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2 |
-DebugInf〔,Trace〕 -noDebugInf |
○ |
異常終了時，エラー要約情報を出力する。 |
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3 |
-DebugCompati -noDebugCompati |
○ |
実行時に次のチェックをする。 添字，指標名の繰り返し回数の範囲外チェック プログラム間整合性チェック |
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4 |
-DebugData〔,ValueHex〕 -noDebugData |
○ |
データ例外を検出する。 |
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5 |
-TDInf -noTDInf |
○ |
テストデバッグ情報を出力する。 |
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|
6 |
-CVInf -noCVInf |
○ |
カバレージ情報を出力する。 |
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|
7 |
-DebugRange -noDebugRange |
○ |
添字，指標名の繰り返し回数について，次元ごとの範囲外チェックをする。 |
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8 |
-TestCmd｛,Full｜,Break｜,Sim｝+ -noTestCmd |
○ |
TDコマンド格納ファイルに出力する情報の種類を指定する。 |
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9 |
-SimMain プログラム名 -noSimMain |
○ |
主プログラムをシミュレーションする。 |
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10 |
-SimSub プログラム名 -noSimSub |
○ |
副プログラムをシミュレーションする。 |
|
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11 |
-SimIdent -noSimIdent |
○ |
副プログラム（一意名CALL文）をシミュレーションする。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
(6) リンク
リンクを設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.10 リンクの設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
|
項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-StdCall -noStdCall |
○ |
stdcall呼び出し指示ファイルを有効にする。 |
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2 |
-StdCallFile .cbwファイル名 -noStdCallFile |
○ |
stdcall呼び出し指示ファイル名を指定する。 |
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3 |
-Lib,｛GUI｜CUI｝ |
○ |
GUIモード／CUIモードのどちらの実行時ライブラリをリンクするかを指定する。 |
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|
4 |
− |
○ |
ライブラリの指定。 |
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|
5 |
− |
○ |
リンケージを行わない。 |
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6 |
-Compile,｛CheckOnly｜NoLink｝ -noCompile |
× |
コンパイルの処理範囲を指定する。 |
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7 |
-DefFile .defファイル名 -noDefFile |
× |
生成する.defファイル名を指定する。 |
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8 |
-IconFile アイコンファイル名 -noIconFile |
× |
アイコンファイル名を指定する。 |
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|
9 |
-ResrcFile ファイル名 -noResrcFile |
× |
生成するリソース定義ファイル名を指定する。 |
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|
10 |
-OutputFile ファイル名 -noOutputFile |
× |
生成する実行可能ファイル名，またはDLLファイル名を指定する。 |
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11 |
-Link オプションの並び -noLink |
U |
リンカに渡すオプションを指定する。 |
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12 |
-DynamicLink,Call -noDynamicLink |
○ |
定数指定のCALL文実行に動的リンク機能を使用するときに指定する。 |
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|
13 |
-ManifestFileExt -noManifestFileExt |
○ |
マニフェストファイルを実行可能ファイルやDLLに埋め込まず，外部マニフェストファイルとするときに指定する。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
U：開発マネージャで使用する場合，［ユーザ設定］タブに指定する
×：開発マネージャから指定できない
−：コマンドライン（ccbl2002コマンド）に対応するオプションがない
(7) 規格
規格仕様のチェックを設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.11 規格の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-StdMIA｛,13｜,14｝+ -noStdMIA※ |
○ |
MIA仕様の範囲外チェックをする。 |
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2 |
-Std85｛,｛High｜Middle｜Low｝｜,Obso｜,Report｝+ -noStd85※ |
○ |
JIS仕様をチェックする。 |
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3 |
-Std2002｛,OutRange｜,Obso｜,Archaic｝+ -noStd2002 |
○ |
COBOL2002規格仕様をチェックする。 |
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4 |
-StdVersion,｛1｜2｝ -noStdVersion※ |
○ |
第1次規格／第2次規格の解釈でコンパイルする。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
- 注※
-
これらのオプションは，自由形式正書法で書かれたCOBOL原始プログラムとしてコンパイルするプログラムには指定できません。指定してコンパイルすると，エラーとなってコンパイルが中止されます。
(8) 移行
他システムとの移行を設定するコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.12 他システムとの移行の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
|
1 |
-CompatiM7 -noCompatiM7 |
○ |
MIOS7 COBOL85との互換機能を有効にする。 |
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2 |
-CompatiV3※1 -noCompatiV3 |
○ |
VOS3 COBOL85との互換機能を有効にする。 |
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|
3 |
-Compati85｛,IoStatus｜,Linage｜,Call｜,Power｜,Syntax｜,IDParag｜,RsvWord｜,NoPropagate｜,All｝+ -noCompati85 |
○ |
COBOL85互換機能を有効にする。 |
|
|
4 |
-H8Switch -noH8Switch |
○ |
HITAC8000シリーズの仕様でコンパイルする。 |
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5 |
-Cblctr -noCblctr |
○ |
CBL-CTR特殊レジスタを使用できるようにする。 |
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6 |
-DigitsTrunc -noDigitsTrunc |
○ |
転記文で上位けたを切り捨てる。 |
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7 |
-IgnoreLCC -noIgnoreLCC |
○ |
行送り制御文字を無視する。 |
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8 |
-CmAster -noCmAster |
○ |
1カラム目が'*'の行を注記行とする。 |
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9 |
-CmDol -noCmDol |
○ |
7カラム目が'$'の行を注記行とする。 |
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10 |
-Comp5 -noComp5 |
○ |
COMP-5を指定できるようにする。 |
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11 |
-V3Spec〔,CopyEased〕 -noV3Spec |
○ |
VOS3 COBOL85に対するCOBOL2002固有の構文をチェックする。 |
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12 |
-V3ConvtName -noV3ConvtName |
○ |
VOS3 COBOL85からのソースファイル互換のため，COPY文の原文名定数中の'¥'と'@'を変換する。 |
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13 |
-Switch,｛EBCDIC｜EBCDIK｝〔,Unprintable〕〔,noApplyJpnItem〕 -noSwitch |
○ |
照合順序および字類条件をEBCDICコードまたはEBCDIKコードに切り替える。 |
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14 |
-V3Rec,｛Fixed｜Variable｝※1 -noV3Rec |
○ |
メインフレーム（VOS3）の固定長または可変長レコード形式のプログラムを，VOS3の日本語文字の扱いに合わせてコンパイルする。 |
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15 |
-V3RecFCSpace -noV3RecFCSpace |
○ |
空白に関する機能キャラクタの扱いをメインフレーム（VOS3）と同等にする。 |
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16 |
-V3RecEased｛,QuoteCheck｜,WordCheck｝+ -noV3RecEased |
○ |
-V3Recオプション指定時の仕様チェックを緩和する。 |
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17 |
-DoubleQuote -noDoubleQuote |
○ |
引用符（ " ）を分離符とみなしてコンパイルする。 |
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18 |
-BigEndian｛,Bin｜,Float｝+ -noBigEndian |
○ |
2進データ項目または浮動小数点データ項目をビッグエンディアン形式で処理する。 |
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19 |
-VOSCBL｛,OccursKey｜,ReportControl｜,DataComm｝+ -noVOSCBL |
○※2 |
メインフレーム互換機能を有効にする。 |
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20 |
-PortabilityCheck｛,Literal｜,Numeric｝+ -noPortabilityCheck |
○ |
移行向けチェック機能を有効にする。 |
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21 |
-IgnoreAPPLY,FILESHARE -noIgnoreAPPLY |
○ |
APPLY FILE-SHARE句を覚え書きとみなす。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
- 注※1
-
これらのオプションは，自由形式正書法で書かれたCOBOL原始プログラムとしてコンパイルするプログラムには指定できません。指定してコンパイルすると，エラーとなってコンパイルが中止されます。
- 注※2
-
このオプションのDataCommサブオプションを開発マネージャで使用する場合，［ユーザ設定］タブに指定します。
(9) リスト出力
リスト出力の設定をするコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2））は「33.5.13 リスト出力の設定」の番号（（1），（2））と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
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1 |
-SrcList,｛OutputAll｜CopyAll｜CopySup｜NoCopy｝〔,NoFalsePath〕〔,DataLoc〕 -noSrcList |
○ |
コンパイルリストを出力する。 |
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2 |
-ErrSup｛,I｜,W｝+ -noErrSup |
○ |
IレベルまたはWレベルエラーの出力を抑止する。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
(10) その他
その他の設定をするコンパイラオプションを，次に示します。
表中の参照先の番号（（1），（2），…）は「33.5.14 その他の設定」の番号（（1），（2），…）と対応しています。
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項番 |
オプション |
マネージャ |
機能 |
参照先 |
|---|---|---|---|---|
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1 |
-Bin1Byte -noBin1Byte |
○ |
1バイトの2進項目を有効にする（PICTURE句の指定で2けたまでは1バイトとして扱う）。 |
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2 |
-JPN,｛Alnum｜V3JPN｜V3JPNSpace｝ -noJPN |
○ |
日本語項目の扱いを指定する。 |
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3 |
-EquivRule,｛NotExtend｜NotAny｜StdCode｝ -noEquivRule |
○ |
文字の等価規則をどう変更するか指定する。 |
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4 |
-UscoreStart -noUscoreStart |
○ |
先頭が下線のCALL定数を指定できるようにする。 |
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5 |
-BinExtend -noBinExtend |
○ |
2進データ項目に指定できる初期値を拡張する。 |
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6 |
-MinusZero -noMinusZero |
○ |
10進項目で負の符号を持つゼロを正の符号を持つゼロに変換する。 |
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7 |
-TruncCheck -noTruncCheck |
○ |
転記でのデータ切り捨てをチェックする。 |
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8 |
-LowerAsUpper -noLowerAsUpper |
○ |
定数指定のCALLに指定された英小文字を英大文字に変換してプログラムを呼び出す。 |
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9 |
-CBLVALUE -noCBLVALUE |
○ |
環境変数CBLVALUEを有効にする。 |
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|
10 |
-Repository,｛Gen｜Sup｝ -noRepository |
○ |
リポジトリファイルの生成時，強制的に出力するか，更新しないかを指定する。 |
|
|
11 |
-RepositoryCheck -noRepositoryCheck |
○ |
同じソースファイル中の翻訳単位の定義と外部リポジトリ中の情報に相違があるかどうかをチェックする。 |
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12 |
-Define 翻訳変数名〔=値〕〔,翻訳変数名〔=値〕〕… -noDefine |
○ |
コンパイル時に有効となる，翻訳変数名とその値を定義する。 |
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13 |
-Details -noDetails |
○ |
コンパイラオプションの詳細情報を出力する。 |
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14 |
-OldForm "旧オプションの並び" |
U |
PC COBOL85のオプションを指定する。 |
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15 |
-Help｜-? |
× |
ccbl2002コマンドのヘルプを出力する。 |
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16 |
-UniObjGen -noUniObjGen |
○ |
シフトJISのCOBOLソースからUnicodeのオブジェクトを生成する。 |
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17 |
-UniEndian,｛Little｜Big｝ -noUniEndian |
○ |
シフトJISで記述された日本語文字定数をUTF-16LE，またはUTF-16BEに変換する。 |
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|
18 |
-MaxDigits38 |
○ |
数字項目，数字編集項目，および数字定数に指定できる最大けた数を18けたから38けたに拡張する。 |
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19 |
-IntResult,DecFloat40 |
○ |
算術演算の中間結果の表現形式を40けたの10進浮動小数点形式にする。 |
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20 |
-LiteralExtend,Alnum -noLiteralExtend |
○ |
英数字定数と定数指定のプログラム名の長さを拡張する。 |
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21 |
-SpaceAsZero -noSpaceAsZero |
○ |
外部10進項目中に空白文字があるとき，ゼロとみなして比較，演算，転記を実行する。 |
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22 |
-CheckUninitData -noCheckUninitData |
× |
データ項目の初期化漏れをチェックする。 |
- （凡例）
-
○：開発マネージャから指定できる
U：開発マネージャで使用する場合，［ユーザ設定］タブに指定する
×：開発マネージャから指定できない
(11) XML連携（開発マネージャを使用する場合）
開発マネージャのツリービューでXMLデータ定義ファイルを選択したときに指定できるオプションです。
このページで指定するオプションの詳細については，マニュアル「COBOL2002 XML連携機能ガイド」を参照してください。