30.11.5 CBLCNSL
CBLCNSLサービスルーチンは,キーボードからの読み込み待ちの文字があるかどうかを検査するものです(ただし,このシステムでは,常に読み込み待ちの文字ありとなります)。
- 形式
CALL 'CBLCNSL' USING 引数1
- 引数
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引数1には,キーボードからの読み込み待ちの文字があるかどうかの情報が次のように設定されます。この項目は,2バイトの2進項目でなければなりません。
0:読み込み待ちの文字なし。
0以外:読み込み待ちの文字あり。
- 戻り値
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0:正常終了した場合
-1:エラーが発生した場合
- 注意事項
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このサービスルーチンは,常に0以外を引数に設定します。
- 使用例
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. SAMPLE1. : DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. 01 OP-1 PIC 9(4) USAGE COMP VALUE 0. : PROCEDURE DIVISION. : CALL 'CBLCNSL' USING OP-1. IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN CBLCNSLエラー処理 END-IF. :