COBOL2002 ユーザーズガイド


30.8.2 CBLSETTITLE

CBLSETTITLEサービスルーチンは,画面節(SCREEN SECTIONおよびWINDOW SECTION)の画面機能で,ウィンドウのタイトルバーに指定された文字列を表示するものです。

形式
CALL 'CBLSETTITLE' USING 引数1 引数2
引数
  • 引数1には,表示する文字列の長さを,バイト数で指定します。2バイトの2進項目で指定します。指定できる文字列の長さは,1〜1,024バイトです。

  • 引数2には,表示する文字列を指定します。

戻り値

0:正常終了した場合

-1:エラーが発生した場合

規則
  • 画面機能のウィンドウが表示されていないときにこのサービスルーチンを呼び出すと,ウィンドウが開いたときにタイトルバーに反映されます。

  • このサービスルーチンを使って文字列を表示すると,すでにタイトルバーに表示されていた文字列は消去されます。

  • 引数1で指定した長さが,引数2で指定した文字列の長さよりも長い場合,実行時の結果は保証しません。

  • 引数1で指定した長さが,引数2で指定した文字列の長さよりも短い場合,引数1で指定した長さだけ出力されます。

  • 引数2で指定した文字列の中に,システムが表示できないコードが含まれていた場合,実行時の動作は保証しません。

  • 引数2で指定した文字列の中に,NULL(X'00')が含まれていた場合,NULL以降の文字列は出力されません。