COBOL2002 ユーザーズガイド


28.5.5 OLE2オートメーション機能

OLE2オートメーション機能については「25 OLE2オートメーション機能」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) OLE2オートメーションクライアント機能

OLE2オートメーションクライアント機能では,Unicodeデータのやり取りができます。

(a) OLE2オートメーション機能での制限

OLE2オートメーションクライアント機能で,INVOKE文の引数や戻り値,SET文,またはOLE2インタフェース機能の組み込み関数の引数には,次の項目は指定できません。指定した場合はコンパイルエラーとなります。

  • 用途がNATIONALの項目

  • 用途がNATIONALの項目を従属項目として含む集団項目

  • 日本語文字定数

  • 16進日本語文字定数

(b) 実行時の注意事項

実行時の注意事項を次に示します。

  • コード変換ライブラリが正しくインストールされていない場合,実行時エラーとなります。

  • コード変換ライブラリがエラーを返し,コード変換に失敗した場合,実行時エラーとなります。