COBOL2002 ユーザーズガイド


28.5.3 CBLNCNVサービスルーチン

CBLNCNVサービスルーチンを呼び出すと,UTF-8で記述された半角文字からUTF-16で記述された全角文字への変換ができます。CBLNCNVサービスルーチンについては,「30.7.1 CBLNCNV」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) CBLNCNVサービスルーチンでの文字変換

CBLNCNVサービスルーチンでの文字変換は,次の順序でします。

  1. UTF-8のコード範囲の半角文字をUTF-8の全角文字コードに変換します。

  2. 変換したUTF-8の全角文字コードを,実行時環境変数CBLUNIENDIANの指定に従いUTF-16LEまたはUTF-16BEに変換します。

(2) CBLNCNVサービスルーチンの戻り値

Unicode機能でのCBLNCNVサービスルーチンの戻り値について次に示します。