COBOL2002 ユーザーズガイド


27.1 MSMQの概要

MSMQ(メッセージキュー)を使用すると,プログラム間で通信する際にメッセージを非同期で送受信できます。これをキューイング(非同期通信)といいます。キューイングを使用すると,受信側プログラムに要求した処理の終了を待たないで,送信側プログラムで別の処理を実行できます。

送信側プログラムがMSMQに送信したメッセージは,いったんキューに格納された後,受信側プログラムに配信されます。

図27‒1 キューイングを使用したメッセージの送受信例

[図データ]

〈この節の構成〉