COBOL2002 ユーザーズガイド


14.1.1 対象となるファイル編成

ディスクへの書き込み保証の対象となるファイル編成を次に示します。

表14‒1 ディスクへの書き込み保証の対象となるファイル編成

ファイル種別

ファイルクローズ時の保証

ファイル書き込み時の保証

順編成ファイル

相対編成ファイル

ISAMによる索引編成ファイル

×

HiRDBによる索引編成ファイル

×

×

Btrieve(Pervasive.SQL)による索引編成ファイル※1

×

×

テキスト編成ファイル

×

×

CSV編成ファイル

×

(凡例)

○:ディスク書き込み保証を適用できる

×:ディスク書き込み保証を適用できない※2

注※1

Windows(x86) COBOL2002で有効です。

注※2

ディスク書き込み保証を適用できないファイル編成に対して,ディスク書き込み保証を有効にするための環境変数を指定しても実行時エラーにはなりません。この場合,ディスク書き込み保証が無効なままプログラムを続行します。

HiRDBによる索引編成ファイルのディスク書き込み保証

HiRDBによる索引編成ファイルのディスク書き込み保証は,HiRDBの仕様に従います。詳細は,「HiRDBの解説マニュアル」を参照してください。

なお,HiRDBによる索引編成ファイルでは,COMMIT文の実行後は,ファイルのディスクへの書き込みを保証します。

Btrieve(Pervasive.SQL)による索引編成ファイルのディスク書き込み保証

Btrieve(Pervasive.SQL)による索引編成ファイルのディスク書き込み保証は,Pervasive.SQL,Btrieveの仕様に従います。詳細は,Pervasive.SQL,Btrieveのマニュアルを参照してください。

COBOL入出力サービスルーチン使用時のディスク書き込み保証

COBOL入出力サービスルーチン使用時のディスク書き込み保証については,「13.7 COBOL入出力サービスルーチンでのディスク書き込み保証」を参照してください。