8.5.2 出力形態とレコード形式
ESC/Pモード印刷の場合,必要な機能コードを行データに設定して,プリンタへ出力します。
横倍角データを出力する場合のコーディング例を,次に示します。
- 記述例
: FD A-FILE. 01 S-REC PIC X(50). : 01 A-WK. 02 A0. 03 A1 PIC NN VALUE N'下期'. 03 CNTL-CD1 PIC X(3) VALUE X'1B5701'. …1. 03 A2 PIC N(5) VALUE N'実用新案権'. 03 CNTL-CD2 PIC X(3) VALUE X'1B5700'. …2. 03 A3 PIC NN VALUE N'一覧'. : PROCEDURE DIVISION. : WRITE S-REC FROM A-WK AFTER ADVANCING 1. :
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横倍角開始の機能コード※
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横倍角終了の機能コード※
- 注※
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機能コードは,プリンタに依存します。ご利用のプリンタの機能コードは,プリンタのマニュアルでご確認ください。
- 印刷結果
(a) 注意事項
ESC/Pモードでプリンタへ出力する場合の注意事項を次に示します。
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ESC/Pモードでは,機能コードのサポート範囲がプリンタごとに異なります。サポートする機能コードの詳細については,ご利用のプリンタのマニュアルを参照してください。
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ESC/Pモードプリンタへ直接出力する場合,COBOLプログラムから出力された印刷データは,内部的に一時ファイルに格納され,CLOSE文の実行後に一時ファイルの内容がプリンタへ出力されます。このため,WRITE文が実行されてから実際に印刷されるまで,時間がかかる場合があります。
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外部装置名に「CBL_PRT=\\host\printer」のようなUNC形式は使用できません。