Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


SizingResultクラス

サイジング結果を格納するクラスです。サイジング結果はサイジング時にサイジングUOCからISCMに渡されます。

〈このページの構成〉

getComponentPropertiesListメソッド

形式

public java.util.List<java.util.Properties> getComponentPropertiesList ();

説明

サイジング結果を設定するListオブジェクトを取得するメソッドです。Listの各要素は,マスターイメージ定義ファイルに記載したコンポーネントIDに対応しています。

引数

なし

例外

なし

戻り値

インタフェース名

説明

java.util.List<java.util.Properties>

サイジング結果を設定するListオブジェクトです。Listの要素となるjava.util.Properties型のオブジェクトに設定するキーと値の一覧は,「表3-9 getComponentPropertiesListメソッドで取得できる情報一覧」を参照してください。

表3‒9 getComponentPropertiesListメソッドで取得できる情報一覧

項番

クラス名

キー※1

説明

指定可能範囲

デフォルト値

VTL可変部予約語との対応

1

java.util.Properties

componentID

コンポーネントID

構成パターンテンプレートのコンポーネントID形式

なし(指定必須)

表3-7 getComponentPropertiesListメソッドで取得できる情報一覧」のクラスのコンポーネントID

2

numberOfHost

デプロイするホスト数

10進数形式

1〜20。

加えて,全コンポーネント合計で20以下とする必要がある。

同一AbstractSystemCollection内の複数のコンポーネントで異なるホスト数を返却した場合,最小の値をサイジング結果とする。

1

3

numberOfCpuclock※6

CPUクロック[MHz]

コンポーネントテンプレートのCPUクロック指定形式

コンポーネントテンプレートの最大値と最小値の範囲

コンポーネントテンプレートのデフォルト値

CsdS_CpuClock

4

numberOfCpucore※6

CPUコア数

コンポーネントテンプレートのCPUコア数指定形式

コンポーネントテンプレートの最大値と最小値の範囲

コンポーネントテンプレートのデフォルト値

CsdS_CpuCore

5

sizeOfMemory※6

メモリサイズ[MB]

コンポーネントテンプレートのメモリサイズ指定形式

コンポーネントテンプレートの最大値と最小値の範囲

コンポーネントテンプレートのデフォルト値

CsdS_MemSize

6

os.param.<パラメータ名>※2※3

OSパラメータ

1〜1024文字

なし

7

middleware.<ミドルウェア識別子※4>.param.<パラメータ名>※5

ミドルウェアの定義パラメータ

1〜1024文字

なし

注※1 キーが上記形式と不一致の場合,マスターイメージの登録・更新に失敗します。

注※2 <パラメータ名>:定義可変部に使用する”CsdU_”で始まるパラメータ名

注※3 キーの指定上限数は10とします。

注※4 <ミドルウェア識別子>:コンポーネントテンプレートに定義済みの任意の文字列

注※5 キーの指定上限数は10000とします。

注※6 ハイパーバイザ種別がnoneのコンポーネントIDでこれらのキーの情報を返却した場合,返却時のKFUD13103-Iメッセージの出力と値の形式チェックは行いますが,コンポーネントテンプレートの最大値,最小値のチェックは行いません。また,返却しなかった場合のデフォルト値の設定も行いません。