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Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


SizingParameterクラス

サイジング時にマスターイメージ定義ファイルに記載されたサイジングに必要な情報を取得するクラスです。

〈このページの構成〉

getComponentPropertiesListメソッド

形式

public java.util.List<java.util.Properties> getComponentPropertiesList ();

説明

マスターイメージ定義ファイルに記載されたコンポーネントIDごとの情報を取得するメソッドです。

引数

なし

例外

なし

戻り値

インタフェース名

説明

java.util.List<java.util.Properties>

コンポーネントごとにList化されています。

キーを指定することで値を取得できます。キーと取得できる情報の一覧は「表3-7 getComponentPropertiesListメソッドで取得できる情報一覧」を参照してください。

表3‒7 getComponentPropertiesListメソッドで取得できる情報一覧

項番

クラス名

キー

説明

取得できる情報(バリュー)

1

java.util.Properties

componentID

コンポーネントID

構成パターンテンプレートのコンポーネントID

2

serverkind

物理/仮想ホスト種別

Virtual

3

hypervisor

ハイパーバイザ種別

serverkindがVirtualのときだけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのハイパーバイザ種別

4

os.kind

OS種別

コンポーネントテンプレートのOS種別

5

os.version

OSバージョン

コンポーネントテンプレートのOSのバージョン

6

os.configurepath

OS設定ファイル格納ディレクトリパス

コンポーネントテンプレートのOS設定ファイル格納ディレクトリ

7

os.param.<パラメータ名>※1

OSパラメータ

マスターイメージ定義ファイルのOSのパラメータ値

8

cpuclock.default

CPUクロックのデフォルト値[MHz]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUクロックのデフォルト値

<Item>要素のovf:bound属性がdefaultの個所

9

cpuclock.min

CPUクロックの最小値[MHz]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUクロックの最小値

<Item>要素のovf:bound属性がminの個所

10

cpuclock.max

CPUクロックの最大値[MHz]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUクロックの最大値

<Item>要素のovf:bound属性がmaxの個所

11

cpucore.default

CPUコア数のデフォルト値

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUコア数のデフォルト値

<Item>要素のovf:bound属性がdefaultの個所

12

cpucore.min

CPUコア数の最小値

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUコア数の最小値

<Item>要素のovf:bound属性がminの個所

13

cpucore.max

CPUコア数の最大値

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのCPUコア数の最大値

<Item>要素のovf:bound属性がmaxの個所

14

memory.default

メモリサイズのデフォルト値[MB]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのメモリサイズのデフォルト値

<Item>要素のovf:bound属性がdefaultの個所

15

memory.min

メモリサイズの最小値[MB]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのメモリサイズの最小値

<Item>要素のovf:bound属性がminの個所

16

memory.max

メモリサイズの最大値[MB]

hypervisorがnone以外の場合だけ存在するキー

コンポーネントテンプレートのメモリサイズの最大値

<Item>要素のovf:bound属性がmaxの個所

17

middleware.<ミドルウェア識別子>※2.version

ミドルウェアのバージョン

コンポーネントテンプレートのバージョン

18

middleware.<ミドルウェア識別子>.fullversion

ミドルウェアの詳細バージョン

コンポーネントテンプレートの詳細バージョン

19

middleware.<ミドルウェア識別子>.tier

ミドルウェアが起動するティア

コンポーネントテンプレートのティア

20

middleware.<ミドルウェア識別子>.scriptpath

ミドルウェアのセットアップスクリプトディレクトリのパス

コンポーネントテンプレートのスクリプト・ディレクトリ

21

middleware.<ミドルウェア識別子>.configurepath

ミドルウェアの定義格納ディレクトリパス

コンポーネントテンプレートの定義格納ディレクトリ

22

middleware.<ミドルウェア識別子>.param.<パラメータ名>

ミドルウェアの定義パラメータ

マスターイメージ定義ファイルのミドルのパラメータ値

23

middleware.<ミドルウェア識別子>.tiertype

ミドルウェアが起動するティア種別

構成パターンテンプレートのティア種別(ミドルウェアがCosminexusの場合だけ)

注※1 <パラメータ名>:マスターイメージ定義ファイルに指定した任意の文字列

注※2 <ミドルウェア識別子>:コンポーネントテンプレートに定義済みの任意の文字列

上記文字列は,マスターイメージ定義ファイルもしくはコンポーネントテンプレートに記載した数分存在します。

getUocPropertiesメソッド

形式

public java.util.Properties getUocProperties ();

説明

マスターイメージ定義ファイルに指定したUOCパラメータを取得するメソッドです。

引数

なし

例外

なし

戻り値

インタフェース名

説明

java.util.Properties

キーを指定することで値を取得できます。キーと取得できる情報の一覧は「表3-8 getUocPropertiesメソッドで取得できる情報一覧」を参照してください。

表3‒8 getUocPropertiesメソッドで取得できる情報一覧

項番

クラス名

キー

説明

取得できる情報(バリュー)

1

java.util.Properties

<UOCパラメータ名>

UOCパラメータ名

マスターイメージ定義ファイルのUOCパラメータ値

注※ <UOCパラメータ名>:マスターイメージ定義ファイルに指定した任意の文字列

上記文字列は,マスターイメージ定義ファイルに記載した数分存在します。

getDataFilePathメソッド

形式

public String getDataFilePath ();

説明

サイジング実行時,サイジングUOCのjarファイルおよび付属ファイル(csdmiregisterコマンドまたはcsdmiupdateコマンドの-dオプションに指定したディレクトリに格納されているファイル)を配置したパスを取得するメソッドです。

JP1/AO連携など,リモートマシンからファイルを転送してマスターイメージを登録・更新する場合で,サイジング実行中に付属ファイルを参照したいときのファイルパス取得に使用できます。

引数

なし

例外

なし

戻り値

インタフェース名

説明

String

サイジングUOCのjarファイルおよび付属ファイルを配置したパスを絶対パスで返します。