2.4.7 ミドルウェアパッチ
各ミドルウェアに適用するためのパッチファイル本体と,適用させるためのパッチスクリプトを用意します。用意したパッチをマスターイメージに登録するためには,作成したパッチファイルの情報をマスターイメージ定義ファイルに記述し,csdmiregisterコマンド,または,csdmiupdateコマンドを実行します。登録したパッチファイルは,csdmideployコマンド実行時に,仮想ホストの構築とミドルウェア定義配置の後に実行され,ミドルウェアに適用されます。
なお,マスターイメージがデプロイされていれば,csdmiupdateコマンド実行時にスクリプトが実行されパッチが適用されます。
ミドルウェアパッチ適用スクリプト実行時のカレントディレクトリは次のように設定されています。
deploy.remote.tmppath.winに指定したパス※ \csd_tmp\patch
注※ システム定義ファイル(csd.properties)で指定
ミドルウェアパッチ適用スクリプトからほかのディレクトリおよびファイルを相対パスで指定する場合は,上記で設定されたカレントディレクトリからの相対パスで指定するようにしてください。
設計書を基にマスターイメージを登録・更新する場合,ミドルウェアパッチは指定できません。