Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


1.1.1 コマンドの種類

ここではISCMで使用するコマンドの種類について説明します。ISCMではコマンドを機能別に次のように分類します。

表1‒1 コマンドの分類

分類名

機能

セットアップ

ISCMのセットアップ・アンセットアップを行います。

テンプレート操作

テンプレートの操作を行います。

マスターイメージ操作

マスターイメージの操作を行います。

リソース管理

ISCMが管理するリソースの操作を行います。

デプロイ

マスターイメージのデプロイ・アンデプロイなどを行います。

仮想ホスト管理

デプロイした仮想ホストに対する操作を行います。

ユーザ管理

管理者の登録を行います。

トラブルシュート

トラブルシュート情報を収集します。

データベース管理

データベースのバックアップ・リストアを行います。

インストール操作

ミドルウェアをインストールします。

また各コマンドは,同期コマンドと非同期コマンドに分類されます。同期コマンドと非同期コマンドの説明を次に示します。

表1‒2 同期コマンドと非同期コマンド

分類名

説明

同期コマンド

同期コマンドではデータの更新やUOCの実行を行います。コマンドを実行すると,処理を完了させたあと,結果が返ります。

非同期コマンド

非同期コマンドではVMのデプロイ/アンデプロイなどを行います。コマンドを実行すると,バックグラウンドで処理を行います。処理の完了はメッセージログで確認してください。