Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager 解説


3.1.6 業務システムの削除

管理用サーバマシンで,マスターイメージを登録したPaaS利用者が行います。

〈この項の構成〉

(1) 業務システムのアンデプロイ

業務システムをアンデプロイします。csdmiundeployコマンドを使います。実行例を次に示します。

C:\sample\VMware\Linux>csdmiundeploy -n system01
KFUD95013-Q 指定したマスターイメージの仮想ホスト削除処理を続行してもよいですか?(y/n)y
KFUD15055-I 業務システムの構築解放を受け付けました。マスターイメージID=1

csdmiundeployコマンドは非同期コマンドのため,コマンド終了後も削除は完了していません。

(2) アンデプロイ完了の確認

業務システムの状態を確認します。csdmilsコマンドを使います。実行例を次に示します。

c:\sample\VMware\Linux>csdmils -n system01
ID                 : 1
Name               : system01
Version            : 01-00
User               : Administrator
Status             : ready
Create             : 2012/10/01 19:59
Modify             : 2012/10/01 19:59
Pattern template   : asdb
Component template : cosmi
                     hirdb
 
Parent             : ***
Version            : ***
 
Child              : ***

削除中はStatusの値はundeploying です。アンデプロイが成功するとreadyに遷移します。

(3) リソース予約解除

リソース予約を解除します。csdmireleaseコマンドを使います。実行例を次に示します。

C:\sample\VMware\Linux>csdmirelease -n system01
KFUD94009-Q 指定したマスターイメージのリソース予約の解除処理を続行してもよいですか?(y/n)y
KFUD14404-I リソース予約解除が完了しました。マスターイメージID=1

(4) マスターイメージの削除

マスターイメージを削除します。csdmideleteコマンドを使います。実行例を次に示します。

C:\sample\VMware\Linux>csdmidelete -n system01
KFUD93120-Q 指定したマスターイメージの削除処理を続行してもよいですか?(y/n)y
KFUD13101-I マスターイメージを削除しました。