Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager 解説


2.7.3 csd_receive_timeout設定値の算出

次に示す計算式で,csd_receive_timeout設定値を算出します。

csd_receive_timeout設定値 = max(a+30 b) × c × d(単位:秒)

注※ "+30"はサイジングUOCの最大実行時間

a〜dの内容は次のとおりです。

可変部

意味

説明

a

コマンドの最大実行時間(マスターイメージ)(秒)

2.7.2(1)から見積もったコマンドの最大実行時間

b

コマンドの最大実行時間(リソース)

(秒)

2.7.2(2)(a)と(c)の見積もり値を加算したコマンド実行時間と,(b)で見積もったコマンド実行時間とを比較して,大きい方の実行時間

c

コマンド同時実行数

(個)

ユーザシステムで同時に実行されるコマンドの最大数

d

安全係数

(倍)

外部要因による影響を考慮して1.2以上を推奨します。