uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
- アクセス制御機能付き検索は,必ずアクセス制御機能を使用している文書空間で実行してください。また,アクセス制御機能に対応していないユーザアプリケーションプログラムをアクセス制御機能を使用している文書空間で使用した場合,検索結果が不正になることがあります。文書空間の設定と,ユーザアプリケーションプログラムの機能は一致させてください。
- アクセス制御機能付き検索では,検索結果の重複排除は指定できません。指定した場合は,edmSQL構文解析エラーになります。
- 検索結果の個数を取得する検索は実行できません。SELECT句にCOUNT関数を指定することはできません。指定した場合は,edmSQL構文解析エラーになります。
検索結果の個数は,検索結果を全件取得することで取得してください。
- 副問い合わせは実行できません。副問い合わせを実行した場合,副問い合わせの検索結果に対してアクセス制御がされません。
例えば,次のような検索の場合,検索結果が不正になる可能性があります。
[例]
SELECT S0.PropA
FROM ClassA As S0
WHERE S0,PropB In
(SELECT S1.PropC FROM ClassB AS S1 WHERE S1.PropD='mojiretsu')
この場合,斜体で記述した副問い合わせの結果に対してはアクセス制御されません。つまり,ユーザが参照権を持たないオブジェクトも検索結果として取得できます。このため,副問い合わせの結果として取得したオブジェクトには,ユーザのアクセス権では参照できないオブジェクトが含まれている可能性があります。
また,全文検索を含む副問い合わせの検索結果には,プロパティを参照する権利を持たないオブジェクトのほか,コンテンツを参照する権利がないオブジェクトが含まれる可能性があります。
アクセス制御機能付き検索で副問い合わせに相当する検索を実行したい場合は,複数のSELECT句に分けて,複数回DbjDocSpace#executeSearchメソッドをコールして検索を実行してください。
- アクセス制御機能付き検索では,ユーザがSELECT句に指定したプロパティ以外にDocumentBrokerによってアクセス制御情報を表すプロパティが取得されています。このため,ユーザがSELECT句に指定できるプロパティ数が,通常の検索で指定できる数(データベースの制限値)よりも少なくなります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2013, Hitachi Solutions, Ltd.