uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API
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(1) <問い合わせ指定>の形式
<問い合わせ指定> ::= SELECT 〔 <集合指定子> 〕
<選択項目の並び> <検索対象式>
<選択項目の並び> ::= <アスタリスク>
|<選択項目> 〔 { <コンマ> <選択項目> }... 〕
<選択項目> ::= <一次子>
(2) <選択項目>および<選択項目の並び>についての規則
- <選択項目の並び>には,検索を実行した場合の結果として出力する項目を指定します。一つまたは複数の<選択項目>(<選択項目の並び>)と<検索対象式>を指定することで,検索結果集合が求められます。
- <選択項目>に指定できるプロパティは,<検索対象式>に指定したDocumentBrokerクラスに定義されているプロパティだけです。
- <選択項目の並び>に<アスタリスク>を指定できるのは,<検索対象式>の中の<Exists述語>で指定された<副問い合わせ>の中だけです。
- <検索対象式>中の<比較述語>や<In述語>で副問い合わせを指定する場合は,それぞれの述語によって求める検索結果と整合性のあるデータ型の項目を<選択項目>として指定してください。
- <選択項目>の<一次子>に指定できる要素は,<プロパティ指定>,<集合関数>または<ルーチンの起動>だけです。
<ルーチンの起動>に指定できる関数については,「2.9 関数指定の構文規則」を参照してください。
- <選択項目>に,オブジェクトリファレンスを直接指定することはできません。オブジェクトリファレンスを指定する場合は,oiidstr関数によってOIID文字列に変換して指定してください。
(3) <集合指定子>についての規則
- <集合指定子>は,検索結果集合内の結果として同じ要素が返却された場合に,その重複した要素を排除(重複排除)する場合に指定します。
- DISTINCTを指定すると,検索結果集合に対して重複排除が実行され,重複を排除した検索結果集合が返却されます。
- ALLを指定すると,重複している要素も含めて,すべての検索結果集合が返却されます。
- 省略した場合は,ALLが仮定されます。
- <選択項目>にVariableArray型のプロパティを指定した場合は,<集合指定子>にDISTINCTは指定できません。DISTINCTを指定できる選択項目のデータ型については,HiRDBの制限に従います。
- アクセス制御機能を使用している場合,<集合指定子>にDISTINCTは指定できません。
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