文書管理オブジェクトの種類を次に示します。

• バージョンなし文書
  一つのバージョンだけを持つ文書です。
  
• バージョン付き文書
  複数のバージョンを持つ文書です。
  
• バージョンなしフォルダ
  一つのバージョンだけを持ち，複数の文書をまとめたり，分類したりして構成管理するフォルダです。
  
• 独立データ
  独立したデータを扱う文書管理オブジェクトです。
  
• パブリックACL
  複数の文書管理オブジェクトで共有するアクセス制御情報を保持する文書管理オブジェクトです。
  
• リンク
  複数の文書管理オブジェクト間をリンク付ける文書管理オブジェクトです。なお，リンクオブジェクトは，文書またはフォルダに従属するオブジェクトであり，単独では作成できません。
  

なお，このマニュアルでは，それぞれの文書管理オブジェクトをまとめて，次のような総称で表記することがあります。

文書

「バージョンなし文書」および「バージョン付き文書」の総称として使用します。また，「文書オブジェクト」と表記することもあります。

フォルダ

「バージョンなしフォルダ」として使用します。また，「フォルダオブジェクト」と表記することもあります。

バージョンなしオブジェクト

「バージョンなし文書」および「バージョンなしフォルダ」の総称として使用します。

バージョン付きオブジェクト

「バージョン付き文書」として使用します。なお，バージョン付きオブジェクトの一連のバージョンを統括するオブジェクトをバージョニングオブジェクト，個々のバージョンを表すオブジェクトをバージョンオブジェクトといいます。