uCosminexus DocumentBroker Version 5 概説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

1.4 DocumentBrokerを使用する場合の処理の流れ

この節では,DocumentBrokerを使用して開発する場合の処理の流れについて説明します。処理の流れの例を次の図に示します。

図1-2 DocumentBrokerを使用する場合の処理の流れの例

[図データ]

この例では,JavaBeans,Servlet,およびJSPを使用してユーザアプリケーションプログラムを作成しています。このユーザアプリケーションプログラムでは,ServletとJSPの処理を,JavaBeansを経由して実行しています。

例えば,検索を実行する画面がWWWブラウザ上に表示されているとします。ユーザは,WWWブラウザ上に表示された画面に検索条件を入力し,「検索実行」ボタンを押して,検索を実行します。ユーザからの処理要求はServletが受け付け,Servletはその処理をJavaBeansに渡します。JavaBeansはデータベースにアクセスして検索処理を実行し,その処理結果をJSPに渡します。JSPはJavaBeansから受け取った処理結果を基にWWWページを生成して,WWWブラウザ上に検索結果の画面を表示します。