uCosminexus DocumentBroker Version 5 概説

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1.3.3 連携できるプログラム

DocumentBrokerを使用して連携できるプログラムを次に示します。必要に応じて使用してください。

<この項の構成>
(1) ユーザ認証やアクセス制御情報の取得に必要なプログラム
(2) レンディション変換機能のプログラム

(1) ユーザ認証やアクセス制御情報の取得に必要なプログラム

ログイン時のユーザ認証に必要な情報,およびアクセス制御機能に必要な情報を取得する場合は,DocumentBrokerを介してユーザ管理システムにアクセスします。DocumentBrokerは,LDAP対応のディレクトリサービスやユーザ作成のアクセスルーチンなどを使用したユーザ認証機能を提供しています。DocumentBrokerがLDAP対応のディレクトリサービスを使用したユーザ管理システムと連携している場合,アクセス制御機能に必要な情報は,LDAP対応のディレクトリサービスで管理されている情報を基に生成されます。

なお,ユーザアプリケーションプログラムを開発する際に,JNDIを使用してLDAP対応のディレクトリサービスと連携すれば,LDAP対応のディレクトリサービスで管理されている情報を直接取得できます。

アクセス制御については,「2.10 アクセス制御」または「3.8 アクセス制御モデル」を参照してください。

(2) レンディション変換機能のプログラム

マルチレンディション文書のコンテンツの登録・更新状態によって,DocumentBrokerから出された要求に従い,レンディション変換を実行する機能を持つプログラムです。レンディション変換とは,登録済みのマスタレンディションのコンテンツを基に,ほかの形式のファイルを作成し,サブレンディションのコンテンツとして登録することです。マルチレンディション文書を管理する場合は,このプログラムと連携すると,マスタレンディションとサブレンディションの内容の同期が取りやすくなります。

マルチレンディションおよびレンディション変換機能については,「2.5 レンディション管理」および「3.2 レンディション管理モデル」を参照してください。

なお,レンディション変換機能については,サポート時期をご確認ください。