uCosminexus DocumentBroker Version 5 概説
そのほかの機能について説明します。
DocumentBrokerで管理している文書やフォルダに対して参照や更新などのアクセスをする場合,そのユーザが持つアクセス権に応じてアクセスを制御できます。例えば,作成した文書をほかのユーザに参照はさせても更新はさせないようにしたい場合などに,この機能を使用します。これを,アクセス制御機能といいます。アクセスを制御するためのアクセス権は,ユーザやグループごとに設定できます。
DocumentBrokerでは,次の2種類のシステムと連携したユーザ認証機能を提供します。
これによって,システムへのユーザの不当なログインを制御できます。
文書空間へのログイン要求があった場合,DocumentBrokerは,ユーザから提示されたユーザIDとパスワードに対して,ユーザ管理システムの機能を利用してユーザを認証します。
DocumentBrokerで管理している文書やフォルダにアクセスする場合,排他制御が実行されます。排他制御とは,あるユーザが文書やフォルダにアクセスしているときに,ほかのユーザによってその文書やフォルダの状態が変更されたり,削除されたりしないようにロックを設定して制御する機能です。
DocumentBrokerの排他制御には,メソッドによって暗黙的に設定されるロックと,ユーザが明示的に設定するロックがあります。
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