uCosminexus DocumentBroker Version 5 システム導入・運用ガイド
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dbjaddmeta(メタ情報の追加)
機能
引数に指定した定義情報ファイルの内容を基に,データベース中のメタ情報にユーザが定義したサブクラスとプロパティを追加します。サブクラスまたはプロパティを追加した場合は,自動的に動作環境メタ情報ファイルも更新されます。
データベースに対するデータベース定義後に,このコマンドでサブクラスやプロパティを追加した場合,データベース定義文を出力し,データベース定義をする必要があります。
形式
dbjaddmeta
-f 格納先ディレクトリ名
〔-o データベース定義文格納ファイル
〔-i インデクス情報ファイル名〕
〔-r RDエリア定義情報ファイル名〕
〕
オプション
- -f 格納先ディレクトリ名
- 定義情報ファイルを格納したディレクトリ名を絶対パスで指定します。定義情報ファイルについては,「4.9 定義情報ファイル」を参照してください。
- -o データベース定義文格納ファイル
- 作成したデータベース定義文を格納するファイルを絶対パスで指定します。このオプションを指定した場合,定義情報ファイルの内容によって,データベース定義文に出力されるSQL文が異なります。なお,出力先にファイルが存在する場合は,上書きされます。
- サブクラスを追加する場合
定義系SQL「CREATE TABLE」文がデータベース定義文に出力されます。
- 追加済みのクラスにプロパティを追加する場合
定義系SQL「ALTER TABLE」文がデータベース定義文に出力されます。
- -i インデクス情報ファイル名
- -oオプションを指定した場合だけ指定できるオプションです。
- 追加するプロパティに対して定義系SQL「CREATE INDEX」文(インデクス定義文)を出力する場合に,インデクス情報ファイル名を絶対パスで指定します。インデクス情報ファイルについては,「4.11 インデクス情報ファイル」を参照してください。
- -r RDエリア定義情報ファイル名
- -oオプションを指定した場合だけ指定できるオプションです。
- RDエリア定義情報ファイル名を絶対パスで指定します。
- -oオプションで指定したデータベース定義文格納ファイル中のRDエリア名を,指定したRDエリア定義情報ファイルの情報に従って出力する場合に指定します。RDエリア定義情報ファイルについては,「4.10 RDエリア定義情報ファイル」を参照してください。
注意事項
- このコマンドを実行する前には,dbjinitmetaコマンドでメタ情報をデータベースに登録しておく必要があります。
- データベースの初期設定をする場合は,dbjcrtsqlコマンドを実行する前に,このコマンドを実行してください。
- このコマンドはデータベース自身の定義であるエリアの定義は実行しません。必要なエリアの定義は,出力されるデータベース定義文に追加してください。
- このコマンドで追加した定義を削除するには,コマンド実行前に取得したデータベースのバックアップをリストアするか,メタ情報の削除コマンド(dbjdelmeta)を実行してください。コマンドを実行する前にはデータベースのバックアップを取得してください。
- 次に示す場合は,インデクス格納RDエリアの名称として「USR_INDEX_AREA」が出力されます。
- -iオプションにインデクス情報ファイル名を指定し,-rオプションを省略してこのコマンドを実行した場合
- RDエリア定義情報ファイルで種別「IndexArea」に,インデクス情報ファイルに記述した項目に対応するRDエリアの定義を記述していない状態で,-iオプションにインデクス情報ファイル名を指定し,-rオプションにRDエリア定義情報ファイル名を指定してこのコマンドを実行した場合
- 実行結果であるデータベース定義文に対してエリア定義などの必要な項目を追加,修正してからデータベースを作成してください。ただし,-rオプションを指定した場合は,RDエリア定義情報ファイルの指定に従って,RDエリア名が出力されます。
- 一度このコマンドを実行した環境で,再度メタ情報の追加を行う場合,新たに追加するメタ情報だけを記述した定義情報ファイルを使用する必要があります。
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