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Hitachi IT Operations Director 構築ガイド


6.3 エージェントをアンインストールする手順

Hitachi IT Operations Directorで詳細な情報を管理する必要がなくなったコンピュータからは、エージェントをアンインストールします。エージェントをアンインストールしたオンライン管理のコンピュータは、自動的にエージェントレスのコンピュータになります。

ポイント

試用版のエージェントも同様の手順でアンインストールできます。試用期限が切れた場合も同様です。

注意事項

ネットワークモニタが有効になっていると、エージェントをアンインストールできません。対象のコンピュータのネットワークモニタを無効にしてから、エージェントをアンインストールしてください。

エージェントをアンインストールするには:

  1. Windowsのコントロールパネルで[プログラムと機能]を起動します。

  2. 「Hitachi IT Operations Director Agent」を選択し、[アンインストール]ボタンをクリックします。

  3. アンインストールの確認画面で[はい]ボタンをクリックします。

    Hitachi IT Operations Directorのエージェントがアンインストールされます。

  4. コンピュータを再起動します。

    注意事項

    エージェントのアンインストール後にコンピュータを再起動しない場合、ほかのアプリケーションのネットワーク通信が失敗することがあります。

コンピュータの廃棄やリース返却などに伴い、Hitachi IT Operations Directorでの管理が不要になったコンピュータは、機器情報を削除します。

注意事項

エージェントにパスワード保護が設定されている場合、手順3.のあとにパスワードの入力画面が表示されます。該当するエージェント設定に設定したパスワードを入力してください。パスワードのデフォルトは「manager」です。

注意事項

オンライン管理用のエージェントをアンインストールする際、管理用サーバと接続できなかった場合は、アンインストール続行の確認画面が表示されます。再度管理用サーバに接続を試みるか、接続を確認しないでアンインストールを続行するかを選択できます。管理用サーバに接続しないでアンインストールした場合、管理用サーバでは対象のコンピュータをエージェント導入済みのコンピュータとして扱います。エージェントレスのコンピュータとして管理するためには、いったん機器情報を削除してから探索で発見するなどして、コンピュータを登録し直してください。

オフライン管理用のエージェントをアンインストールする際は、アンインストール続行の確認画面は表示されません。

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